通勤読書〜恋空 - hatena出張スペシアル

いつもはmixi内で通勤時に読んだ本の感想を書いているのですが、今回はバトンという事もあり出張スペシアルでお送りいたします。
ということで、スペシアルでお届けする作品はこちら〜。



◇ 恋空-切ナイ恋物語 / 美嘉



さて、この本についてですが、様々なブログやユーザーレビューであまり良い評価がされていないようです。
どうしてでしょう?私は大変すばらしい本だと思ったというのに!
おそらく悪い評価をした人々というのは間違った解釈をしてしまったんではないでしょうか?


こんなにすばらしいオブジェクト指向を表現した技術書なんて他に無いではありませんか!!!

まず、あらすじをこのサイトらしくウラガミ絵で表すとこうなるでしょう。






なんてシンプル!なんてクール!!

そうです、まず構成する要素自体が「関係を疎」にした一つのプログラムなのです。
メインのストーリーには込み入った情報はありません。
必要以上のコメントはプログラムを読み辛くするだけですものね、当然です!
さらに早い展開、要するにケータイ端末でも高速処理が可能な画期的なアルゴリズムであるのです!

また登場人物についてもシンプルな構成になっています。
基本的な情報を持っていさえすれば何ら変わりありません。
この本の特徴として「会話文で誰がしゃべっているかがわからない」ですとか「会話の時はキャラが変わってるように感じる」等がありますが、会話は登場人物クラスが所持する共通のメソッドですので、そうなってしまうのも仕方がないと言えましょう。

まさかこんな天才プログラマが現実に存在するなんて……大変な事です。
「この本に書かれている事が総て現実に起った事である」という事より彼女が現代に存在する事の方が驚きです。

きっとこの本は2年目の技術者を3年目に、3年目の技術者を4年目にぐっとスキルを伸ばしてくれるでしょう。
このケータイ小説、オススメです!!













……………え?小説?